祖母と愛犬との思い出

祖母は一人暮らしをしていましたが、一人では少し心細いということから、犬を飼うことにしました。それまでは、小鳥をかっていたのですがその小鳥は逃げてしまったのです。そこで、犬がいいとのことで飼い始めることにしました。ここでは、祖母とその愛犬との思い出についてお話します。

・犬をかうのは初めての事だった
祖母は、犬をかうことについて初めての事でしたが、無用心な田舎では犬がいいだろうということで飼うことになったのです。そして犬を飼い出してからは祖母の状態が良くなったと感じます。まずなんといってもいいのは、やっぱり生き物が一緒にいることです。小鳥をかっていた時と同じく、自分のほかに部屋の中に生き物が居ることによりホッとすることができるのです。

・散歩で元気になった
犬を飼うことにより、とてもいいと思ったのは散歩をすることです。一人で散歩をすると、直ぐに嫌になり家に帰って来ていました。ところが、犬と一緒にするとなんとなく長い時間歩くことができるのです。その理由としては、犬のことで近所の人と話をするようになったことです。
同じように犬の散歩をさせている人がいるので、その人たちと立ち止まり話をするようになりました。それは、もくもくと散歩をするよりもずっといいことだと思います。

・愛犬を可愛がる
犬を飼うことが初めてだったのですが、かいだすと可愛くてたまらなくなりました。それまでは、小鳥をかっていたのですが感情の表現がないのでそのことがつまらなかったのです。その点、愛犬の場合は嬉しい時には飛び跳ねたり尻尾を振ってくれるのでその姿が嬉しいのです。その気持ちはよくわかります。

・祖母が元気になった
愛犬を飼うことにより、以前よりもぐっと元気になりました。時には、車に乗せて一緒に出かけることもあります。その姿を見ていると、やっぱり犬の力はすごいと思います。人を明るくすることができます。祖母は、二匹目も欲しいと、そんな気持ちになっています。