車を運転する度、愛犬との思い出が蘇ってきます

これまで犬は何度か飼った事があるんですけど、一番印象に残っているのは最初の愛犬です。
初めて犬を飼ったというだけあって何をするにしても新鮮で、一緒に過ごすのは新発見の連続でした。
今はすでに亡くなってしまったのですが、今なお色濃く残っているのは愛犬とのドライブです。

思い出深い愛犬はチワワで、アクセルやブレーキを踏んだ時にかかるGが苦手な子でした。
中でも弱かったのはブレーキです。
ブレーキの踏み方が強いと、キャンッ!と鳴くんです。
ブレーキの踏みが甘いよ!と言いたげな感じで。
でもブレーキを多段階的に踏み分け、いつ停車したのかわからない程のスムーズさで停車すると愛犬は何もいいません。
そう、恥ずかしながら私のブレーキの踏み方が下手だったから愛犬が文句を言っていたというわけです。
つまり愛犬に機嫌よく車に乗ってもらうにはスムーズな加減速が必要という事。
特にブレーキはハイレベルな減速を要求されました。
カックンブレーキ等の下手なブレーキをしているならともかく、愛犬が求めるのはいつ停車したかわからないレベルのブレーキでしたから。
そこで愛犬が乗ってもストレスを感じないよう、ブレーキの踏み方を注意して運転するようになりました。

これが結構難しかったんです。
同じようにブレーキを踏んでいても、状況によってブレーキの踏み方を変えないといけません。
停車時の道路に勾配があったり、カーエアコンを使っていたり、雨が降っていたり、乗車人数がいつもと違ってる等でもブレーキの踏み方を変えないと愛犬の満足するスムーズな停車は出来ません。
少しでも停車具合に淀みが発生すると、愛犬はキャンッ!とお怒りに。
愛犬が手厳しい鬼教官となっていました。

でも愛犬に満足してもらうよう励んだからか、ブレーキに関しては人並み以上の停まり方が出来るようになりました。
これを意識せず自然に出来るようになるまでは数年かかりましたけど。
その分苦労した甲斐もあり、愛犬を連れてドライブしていてもキャンッ!と鳴く事は無くなりました。
またドライブ行くか?と声を掛けると、尻尾を振ってこっちに近づいてくるように。
やがて「ドライブ」というワードを口に出しただけでドライブに連れていってくれるの?とキラキラした目で哀願してくりょうになりました。

今はすでに亡くなった愛犬ですけど、車を運転している度に思い出してしまいます。
このブレーキングは愛犬のおかげで身に着けられたものなんだな・・・と。